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IR情報

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株主・投資家の皆様へ

 2018年度の業績および今後の見通しについてご説明いたします。

 当社グループの2018年度業績につきまして、化学品部門は、基礎化学品が増収、ファインケミカルは減収となりました。機能性材料部門は、ディスプレイ材料、半導体材料が順調に推移しました。農業化学品部門は、フルララネル(動物用医薬品原薬)の出荷が伸長しました。医薬品部門は、「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬の売上が減少しました。

 この結果、当期間における業績は、売上高2,048億96百万円、営業利益370億91百万円、経常利益390億98百万円、親会社株主に帰属する当期純利益293億72百万円となり、営業利益、経常利益は5年連続、親会社株主に帰属する当期純利益は6年連続で、それぞれ過去最高益を更新しました。

 期末配当金は1株につき42円とし、 中間配当金を含めた年間配当金は82円(前期年間配当金に比べ14円増配)とさせていただきました。

 当社グループは、コーポレートビジョン「人類の生存と発展に貢献する企業グループの実現」を達成するために、2016年4月、2030年を見据えた長期経営計画「Progress2030」並びに2021年のあるべき姿を示す6ヵ年の中期経営計画「Vista2021」を始動させました。

 前半3ヵ年(2016年度~2018年度)のStageⅠでは、「現有製品の価値最大化と新製品創出」を最重要課題とし、「現有製品の利益の最大化」、「マーケティング力の向上」、「研究開発力の強化」の3つの基本戦略を掲げ取り組み、着実に成果を積み重ね、業績は堅調に推移しました。しかしながら、収益が一部製品に牽引されていること、新製品創出の遅れ、成長の阻害要因となるリスクへの対応などが大きな課題となっています。

 StageⅠで浮き彫りになった課題の解決を念頭に、中期経営計画「Vista2021」の後半3ヵ年(2019年度~2021年度)のStageⅡを2019年4月にスタートさせ、その基本戦略として次の3つを定めました。

1)成長の源泉となる製品の利益拡大

2)新製品創出力の強化

3)社会および市場の変化への対応力向上

 当社グループは、安定した業績と積極的な株主還元、会社計画の達成度などにより、市場から一定の評価を得てきたものと認識しています。現状に甘んじることなく、より一層信頼される企業となるためには、急速な事業環境の変化並びに高度化する社会からの要請を適切に捉えることで、飛躍を遂げねばなりません。

 そのために、車載、再生医療など今後も需要が見込まれる分野への本格的な参入を視野に入れ、更なる高みに挑みます。その想いを込めて、StageⅡのスローガン「永続的成長への挑戦そして未来を切り拓く企業へ」を策定しました。スローガンの実現に向けて総力を挙げて取り組むことで、ステークホルダーの皆様の期待に応えるべく、グループ一丸となって邁進します。

 ステークホルダーの皆様におかれましては、より一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2019年6月

取締役社長  木下 小次郎

 

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