閉じる

IR情報

投資家の皆様へ
もっと日産化学を知っていただくために

株主・投資家の皆様へ

 2017年度の業績および今後の見通しについてご説明いたします。

 当社グループの2017年度業績につきまして、化学品部門は、前年同期比で基礎化学品が増収、ファインケミカルは減収となりました。機能性材料部門は、ディスプレイ材料、半導体材料、無機コロイド全て順調に推移しました。農業化学品部門は、動物用医薬品原薬の出荷が伸長しました。医薬品部門は、「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬の国内販売が後発品の増勢により減少しました。

 この結果、当期間における業績は、売上高1,933億89百万円、営業利益349億88百万円、経常利益362億35百万円、親会社株主に帰属する当期純利益271億42百万円となり、営業利益、経常利益は4年連続、親会社株主に帰属する当期純利益は5年連続で、それぞれ過去最高益を更新しました。

 期末配当金は1株につき36円とし、 中間配当金を含めた年間配当金は68円(前期年間配当金に比べ16円増配)とさせていただきました。

 2018年度は、中期経営計画「Vista2021」の前半3ヵ年(2016年度~2018年度)Stage Ⅰ の最終年度となります。

 2年目の2017年度の利益は、1年前倒しで最終年度の目標水準に達しましたが、当社を取り巻く事業環境は変化の激しさが増し、さまざまなリスクが顕在化してきております。このような情勢のもと、Stage Ⅰ で掲げた3つの基本戦略、「現有製品の利益の最大化」、「マーケティング力の向上」、「研究開発力の強化」に基づく諸施策を着実に実行することで、増収増益基調の保持はもとより、強固な収益基盤の確立とさらなる企業価値の向上に努めてまいります。

 あわせて本年度は、2019年度から始動する「Vista2021」Stage Ⅱ を策定いたします。足元の業績は好調ですが、当初計画に比べて、利益をけん引している製品に偏りがあること、また、新製品の実需化が遅れていることを踏まえ、長中期的視点から社会変化を見極め、新製品創出および事業ポートフォリオ拡充など、当社グループの2030年の企業像実現に向けた成長戦略を構築する所存です。

 ステークホルダーの皆様におかれましては、より一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2018年6月

取締役社長  木下 小次郎

 

スマートフォン版はこちら