サステナビリティ
サステナビリティの全体像
外部イニシアティブへの参画
国連グローバルコンパクト
当社は、企業理念の実践であるサステナビリティ活動をより一層充実させるために、2018年4月、国連グローバル・コンパクト(UNGC)に署名しました。
UNGCは、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。当社は、国連が提唱する、人権・労働・環境・腐敗防止の4分野における10原則を支持し、その実現に向けて努力を続けることで、社会の持続的発展に貢献していきます。
国連グローバル・コンパクトの10原則
人権 | 原則1 | 人権擁護の支持と尊重 |
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原則2 | 人権侵害への非加担 | |
労働 | 原則3 | 結社の自由と団体交渉権の承認 |
原則4 | 強制労働の排除 | |
原則5 | 児童労働の実効的な廃止 | |
原則6 | 雇用と職業の差別撤廃 | |
環境 | 原則7 | 環境問題の予防的アプローチ |
原則8 | 環境に対する責任のイニシアティブ | |
原則9 | 環境にやさしい技術の開発と普及 | |
腐敗防止 | 原則10 | 強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み |
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言
TCFDは、金融安定理事会(FSB)によって設立された民間主導のタスクフォースで、気候変動に関連する事業リスクやビジネス機会が財務に与える影響を金融機関や企業、政府などの財務報告において開示することを提言しています。
当社は、2020年にTCFDへの賛同を表明しました。
自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラム
TNFDフォーラムとは、「ネイチャーポジティブ」の実現を目指し、2021年6月に発足した国際イニシアティブであるTNFDのビジョンおよびミッションに賛同する企業・団体のネットワークです。自然資本および生物多様性の観点から、事業に影響する機会・リスクを適切に評価し情報開示を行うためのフレームワークを開発することを目的としています。
当社は、2023年4月にTNFDフォーラムへ参画しました。
レスポンシブル・ケア世界憲章
レスポンシブル・ケア(RC: Responsible Care)活動とは、化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄・リサイクルに至る全ての過程において、自主的に「環境・健康・安全」を確保し、活動の成果を公表し社会との対話・コミュニケーションを行う活動です。
当社は、世界の化学工業に共通する課題に取り組んでいる国際化学工業協会協議会が制定し、2014年に改訂したレスポンシブル・ケア世界憲章に賛同し、署名することで、国際的に協調してRC活動を進めて行くことを表明しています。
日本化学工業協会
当社は、社団法人日本化学工業協会にて1995年に設立された日本レスポンシブル・ケア協議会※(JRCC)に、設立当時より加盟しています。
また、当社は、日本化学工業協会の所属団体として、一般社団法人日本経済団体連合会の「カーボンニュートラル行動計画」に参画しています。
- 2012年4月に日本化学工業協会と統合され、同組織の業務委員会の1つであるレスポンシブル・ケア委員会となっています。
経済産業省「GXリーグ」
当社は、2022年2月に経済産業省が公表したGX(グリーントランスフォーメーション)リーグ基本構想への賛同を表明し、2023年4月よりGXリーグに参加しています。
GXリーグは、GXに積極的に取り組む企業が、官・学・金でGXに向けた挑戦を行うプレイヤーと共に、経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行うことを目的としています。