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CSR情報

人々の豊かな暮らしに役立つ新たな価値の提供

健康問題への貢献

方針・考え方

 日本の総人口は、2030年には総人口が1億1,913万人まで減少し、65歳以上が総人口に占める高齢化率は31.2%まで増加すると予測されています。また、ライフスタイルの変化などにより、生活習慣病が増加しています。こうした高齢化の進行や生活習慣病の増加などにより、健康寿命延伸への意識が高まっています。

 当社は、1982年に医薬品事業へ進出し、1985年にケトプロフェンの外用製剤(販売名:エパテック®)を国内で上市しました。更に1994年には、自社新薬第一号として高血圧症を適応症とするカルシウム拮抗剤「エホニジピン塩酸塩(販売名:ランデル®)」を上市し、1998年には腎実質性高血圧症、狭心症の適応を追加しました。韓国においても「FINTE®」のブランド名で2003年より販売が行われています。

 また、脂質異常症を適応症とし、優れたLDLコレステロール低下作用を持つスタチン系薬剤「ピタバスタチンカルシウム(販売名:リバロ®)」の国内における承認を2003年に取得し、現在では米国、中南米、欧州、アジアの各国で販売が行われています。

 今後も当社の強みである、戦略的に構築した化合物ライブラリー、最先端評価機能および精密有機合成技術を駆使し、画期的新薬の研究開発に挑戦し続け、健康問題への貢献を目指します。

取り組み

販売中の製品

ピタバスタチンカルシウム水和物(リバロ®

 強力なLDLコレステロール低下作用を持つスタチン系薬剤で、薬物間相互作用をおこしにくいなど安全性の利点を持ち合わせています。医療現場では「ストロングスタチン」として認知されており、日本では興和創薬(株)から販売されています。また、海外では米国、中南米、欧州の一部、アジアの各国でも販売され、他の国々においても順次上市が予定されています。

エホニジピン塩酸塩(ランデル®、FINTE®

 L型カルシウムチャネルだけでなくT型カルシウムチャネルも抑制するデュアルタイプのカルシウム拮抗薬で、優れた血圧コントロール、狭心症治療効果を示します。また、腎臓保護作用や心保護作用も期待されています。日本ではゼリア新薬工業(株)、塩野義製薬(株)から、韓国では韓国緑十字から販売されています。

開発中の新薬

NIP-022(血小板減少症治療薬)

 血小板造血因子であるトロンボポエチンの受容体を活性化することにより、血小板の増加を促す経口投与可能な薬剤です。各種血小板減少症に対する治療薬になる可能性があります。

NTC-801(不整脈治療薬)

 アセチルコリン感受性カリウムチャネル電流(IKACh)を選択的に抑制する経口投与可能な薬剤です。IKAChチャネルは、心室には存在せず、心房に特異的に存在することが明らかにされています。心室機能に影響を及ぼさないため、心房細動などに対する安全な不整脈治療薬となる可能性があります。

生物科学研究所 化合物ライブラリー

 

開発中の製品

FCeM®シリーズ

 FCeM®(エフセム)シリーズは、細胞を3次元の状態で培養する際に細胞培養基材として用いられ、細胞を効率的かつ大量に調製することができるライフサイエンス材料です。同技術を活用したPreparation Kitは、細胞培養用培地の3次元化で細胞の浮遊培養を可能にして、iPS/ES細胞を大量培養することができます。Cellhesion®はワクチンや抗体を産生する細胞および間葉系幹細胞の足場材として、これらの細胞の大量培養を可能にします。

FCeM®シリーズ

 

prevelex®(生体物質付着防止材)

 prevelex®は、試験研究から再生医療分野に適用できる種々の形状に簡便にコーティングが可能なナノメートルオーダーの超薄膜材料です。生体物質の医療器具の表面への付着を防ぐ、生体物質付着防止材として利用可能であり、これまでコーティングが難しかった基材へも使用できます。こうした特長を生かし、医療機器分野での活用が期待されています。

医薬研究用消耗品

 

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