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「人と自然の豊かさを希求し成長する未来創造企業」として、カーボンニュートラルの達成、食糧問題の解決をはじめ、社会からの様々な要請に応え、成長し続ける企業グループを目指します。
2022年4月、
2050年を見据えた長期経営計画
「Atelier2050」並びに
6ヵ年の中期経営計画「Vista2027」を
スタートさせました。
Vista2027 Stage Ⅰ 総括
◆ 売上高・各利益は中期経営計画に対して下回りましたが、経営指標はすべて達成しました。
(1)売上高・営業利益 (単位:億円)
2024年度 | |||
---|---|---|---|
実績 | 計画 | ||
売上高 | 2,514 | 2,550 | |
営業利益 | 568 | 585 | |
経常利益 | 580 | 595 | |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 430 | 440 |
(2)経営指標
2024年度 | |||
---|---|---|---|
実績 | 計画 | ||
売上高営業利益率 | 22.6% | 20%以上 | 達成 |
ROE | 18.7% | 18%以上 | 達成 |
配当性向 | 55.5% | 55%以上 | 達成 |
株主総還元性向 | 82.0% | 75%以上 | 達成 |
長期経営計画 「Atelier2050」
1.長期経営計画 『Atelier2050』の概要
事業環境、社会課題、経営課題を踏まえ、企業理念に立ち返り、新たな成長戦略を策定しました。
企業理念は、当社グループが目指す方向性と存在意義を明確化するため、「社会が求める価値を提供し、地球環境の保護、人類の生存と発展に貢献する」と再定義しました。
(1)2050年のあるべき姿
(2)事業領域
(3)基本戦略
1)事業領域、特に「情報通信」「ライフサイエンス」「環境エネルギー」の深耕と拡大
2)サステナブル経営の深化
- 日産化学サステナブルアジェンダの追求・拡大
- カーボンニュートラルの実現 (SCOPE1+2)
- 未来を共創する風土の醸成
3)経営・業務基盤の変革
デジタル技術の活用による価値創造プロセスの高速化
- 仮想空間と物理空間の融合、AI解析による価値創造プロセスの高速化
- デジタル化、自動化、ロボット化による創造的業務への集中
中期経営計画 『Vista2027 StageⅡ』
1.Vista2027 StageⅡ概要
◆最重要課題を新製品の創出としたうえで、長期経営計画Atelier2050の実現に向けた通過点となる2027年度のあるべき姿を定めました。
(1)2027年のあるべき姿
「現有事業が業績を力強く牽引し、新たなコア技術*を活用した製品開発が進展している」*微生物制御、情報科学
「サステナビリティに関わる取り組みが組織的に進められ、社会や環境の課題解決に資する製品・サービスを提供している」
「デジタル基盤構築による、業務の効率化・高度化に向けた施策を実行している」
(2)基本戦略
- 1)現有事業の利益拡大
- 2)2030年を見据えた新製品の開発
- 3)事業基盤の強化
(3) 数値目標 (単位:億円)
2027年度計画 | |
---|---|
売上高 | 2,930 |
営業利益 | 650 |
経常利益 | 655 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 480 |
(4)主要業績評価指標(KPI)
1)財務指標(2025年度~2027年度)
売上高営業利益率 | 20%以上 |
---|---|
ROE | 18%以上 |
配当性向 | 55%以上 |
総還元性向 | 75%以上 |
2)非財務指標(2027年度)
GHG排出量の削減 | 2018年度比30%以上 |
---|---|
研究所女性総合職比率 | 18%以上 |
日産化学サステナブルアジェンダ (社会課題解決に貢献する製品・サービスの合計売上高/全体売上高) |
60%以上 |
人材育成に関する社員意識調査肯定回答率 | 65%以上 |
当社グループは、本計画の基本戦略に基づく施策を着実に実行し、『社会が求める価値を提供し、地球環境の保護、人類の生存と発展に貢献する』という企業理念を追求してまいります。
以 上