国内の研究所から、
海外での研究開発へ
- 大学で液晶を学んでおり、博士課程進学も考えたが、もっと実用に近い場所で関わりたいと考え、液晶配向材の分野で最先端を走っている日産化学に。
- 入社直後は、先輩たちのように活躍するには何が必要か、観察から始めた。
- 大学とは異なる、企業のスピード感・スケール感にとまどう。担当した新材料が実際に採用になり製品化される、というプロセスも経験できた。
- ミスをして関係部署に迷惑を掛けたことも。苦い経験も含め、入社1年目に研究開発の全体の流れを体感できた。「やりたい」という提案を「やってみよう」と後押ししてくれた上司や先輩がいてくれたからだと思います。
- 早くも、顧客との打ち合わせに主担当として参加する機会が増える。材料開発を行う一方、外部研究機関を利用して、未知のメカニズムを解明する取り組みにも参加する。
- 外部研究機関で、社内にない価値観や考え方に触れることが、新鮮で楽しかった。
- 国内向けから、中国の液晶メーカー向けの業務へ。企業文化や開発方針の異なる外国メーカーの難しさに直面。不良率改善の方法など、顧客と一緒に開発に取り組む。
- 自身の仕事のやり方や自部門の評価法を見直す必要があり、たいへんだったが、新しいモノを創り出す充実感があった。
- 最も大きなマーケットである韓国の関連会社に異動し、研究開発を担当。液晶メーカーの開発現場の生の声を聞く機会が増えた。韓国メーカー特有のスピード感の中で仕事をしている。
- とまどいも多いが、少しずつ韓国語もわかるようになり、プライベートでの交流も。現場の声を感じる機会が増え「良い材料」に対するイメージも変化しつつある。
- NCKでの昼食。やはり唐辛子の色が目立つ?
- 現場の生の声を聞くからこそできる、
NCK発の次世代製品のコアになる技術の確立や、
新しい分野への参入するきっかけを創り出したい。