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日産化学の再生医療への取り組み

第21回日本再生医療学会総会における研究発表のご紹介
(2022年3月17日~19日)

会社紹介

当社は2014年からiPS細胞3D培養向けの製品開発に着手し、3次元培養における技術と経験を蓄積してきました。再生医療の更なる発展に貢献するために、現在は間葉系幹細胞(以下MSC)製造向けの分散培養及びスフェロイドの制御、オルガノイド培養法の開発に注力しています。第21回日本再生医療学会総会では、最近得られたMSCとスフェロイド培養に関する成果を中心に研究発表致します。

【再生医療関連製品】

製品名 用途 容量 詳細
FCeM®-series Preparation Kit iPS細胞、腫瘍細胞等の3D培養 1回用(50 mL分) リンク
FCeM®-series Preparation Kit500 1回用(500 mL分)
FCeM® Advance Preparation Kit MSC等の細胞・スフェロイド保存、輸送
iPS細胞等の3D培養
1回用(50 mL分) リンク
FCeM® Advance Preparation Kit500 1回用(500 mL分)
Cellhesion®-MS MSCの3D培養 - リンク
prevelex® AP1 接着防止コーティング剤(蛋白質) - リンク
prevelex® CC1 接着防止コーティング剤(細胞) - リンク

発表内容詳細

【発表情報】

演題番号:O-02-4

演題名:三次元培養培地FCeM®を用いたオルガノイドの分散培養とスフェロイドの非凍結保存に関する研究

セッション名: 一般口演 02「間葉系幹細胞・体性幹細胞1」

セッション日時:2022年3月17日(木)13:20~14:20

【発表内容】

当社は無撹拌条件で分散培養を可能にする三次元培養用培地FCeM®シリーズを開発しています。FCeM Advance(ポリマーFP003添加培地、以下FP003培地)を用いた新たな取り組みとして、ゲルを用いないオルガノイドの分散培養を検討しました。その結果、分散系でのオルガノイド形成が確認され、大量調製の可能性が示唆されました。また、間葉系幹細胞のスフェロイドはFP003培地中において密閉、室温、静置の条件下で1週間後においても高い生存率を維持し、細胞塊の非凍結保存・輸送材として有用性の期待される結果が得られました。本発表では、これら技術の臨床適用の可能性について議論します。

【代表データ】

① FP003培地中におけるマウス小腸オルガノイドの形成

マウス小腸から単離したクリプトをFP003培地に分散して培養すると、マトリゲル中に包埋する従来法と同様の小腸オルガノイドが形成されることが明らかになりました。

②FP003培地を用いたMSCスフェロイドの保存

直径約200μmの臍帯由来MSCスフェロイドを0.01% FP003培地中に(32個/2mL/tube)分散させました。その結果、密閉、室温、静置の条件で生存率を高く維持したまま長期間保存できることが明らかになりました。

【製品情報】

製品名 容量 詳細
FCeM® Advance Preparation Kit 1回用(50 mL分) リンク
FCeM® Advance Preparation Kit500 1回用(500 mL分)

【発表情報】

演題番号:SP-15-1

演題名:新規培養用基材Cellhesion®を用いた間葉系幹細胞の分散培養に関する研究

セッション名:ショートプレゼンテーション 15「間葉系幹細胞・体性幹細胞3」

セッション日時:2022年3月19日(土)14:40~15:40

【発表内容】

Cellhesion®は間葉系幹細胞(MSC)を分散培養することができる培養基材です。本基材を用いてMSCを培養することで、既存の培養方法と比較して細胞の幹細胞性や遊走性、薬効に重要な役割を果たす分泌因子の産生量増加が確認されました。また、本基材を用いて培養したMSCから放出される細胞外小胞の量が従来培養法より多いことも明らかとなりました。

【代表データ】

Cellhesion®を用いて臍帯由来MSCを培養すると、マイクロキャリアやスフェロイド培養と比較してPGE2の分泌量が増加しました。

【製品情報】

製品名 容量 詳細
Cellhesion®-MS - リンク

【発表情報】

演題番号:SP-08-6(6番目)

演題名:三次元培養培地FCeM®を用いた未分化iPS細胞の高密度培養に向けた研究

セッション名:ショートプレゼンテーション 08「ES細胞・iPS細胞2」

セッション日時:2022年3月18日(金)14:30~15:30

【発表内容】

三次元培養用培地FCeM®はポリマーFP001を既存の培地に添加することで調製可能な分散培養向けの培地です。調製後の培地はポリマー無添加の培地と同等の低粘度にも関わらず、静置で浮遊状態を維持できることが特徴です。これまでに、ガス透過性培養バッグを用いて静置で1LスケールまでiPS細胞が分散培養できることを確認しています。本発表では、高密度培養を目的として攪拌型バイオリアクターを用いた研究結果を紹介します。

【代表データ】

FCeM®を用いたバイオリアクター/ATFによる1LスケールでのiPS細胞のPerfusion培養において、6日間の培養で1.4 x106 cells/mLの高密度化を達成しました(収量1.4 x 109個)。

【製品情報】

製品名 容量 詳細
FCeM®-series Preparation Kit 1回用(50 mL分) リンク
FCeM®-series Preparation Kit500 1回用(500 mL分)

【発表情報】

セッション番号:シンポジウム26

セッションテーマ:毛髪の再生医療

【発表内容】

シンポジウムの詳細について、再生医療学会にてご確認の程宜しくお願い致します。

【製品情報】

製品名 容量 詳細
prevelex® AP1 - リンク
prevelex® CC1 - リンク

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