
CSR情報
リスクマネジメント
グループ重要リスクの選定
各部門の事業特性やグローバルな政治・経済・社会情勢などビジネスを取り巻く環境を考慮してリスクを洗い出しました。その後、発生可能性と事業への影響度の観点からリスク評価を実施したうえで、リスク評価結果に基づくリスクマップを作成し、「グループ重要リスク」を選定しました。その内容はリスク・コンプライアンス委員会で審議され、取締役会で決議されました。
リスクマップ (抜粋)

グループ重要リスク | リスクの概要 |
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製品・技術開発の遅延・中止 | 開発中の製品の上市が不可能と判断され、研究開発の投下資本が回収できなくなるリスク |
革新技術の出現 | 低コストで革新的な技術・製品の出現により、当社の製品が競争力を失うリスク |
事業ポートフォリオ戦略の失敗 | 事業への進出・撤退・経営資源配分等の戦略を誤り、業績が悪化するリスク |
特定原料の調達困難 | 特定原料の製造中止により当社から顧客への材料提供が不可能になるリスク |
法令・規制等の改正・強化 | 法規制の改正・強化により、製品の販売中止や設備投資・事業計画の変更を余儀なくされるリスク |
台風・集中豪雨 | 大型台風が主要工場を直撃し、設備復旧の費用増や生産量の減少を招くリスク |
地震・津波 | 事業所や生産拠点の所在地で巨大地震が発生し、事業活動の停止および多数の従業員の死傷を招くリスク |
火災・爆発 | 工場での大規模な火災・爆発事故により、事業活動の停止、多数の従業員の死傷および周辺住民から損害賠償請求を招くリスク |
品質不良・リコール | 当社が提供した材料を含む製品でPL事故が発生し、顧客から多額の費用を求償され、取引を打ち切られるリスク |
知的財産権の侵害・被侵害 | 当社製品が他社特許を侵害していることが判明し、当該企業から多額の損害賠償と製品の差止請求を受けるリスク |
情報システムの外部攻撃 | サイバー攻撃により、業務が長期間停止するだけでなく、顧客および自社の機密情報が漏洩し、顧客や社会からの信用を失うリスク |
人材育成の遅滞 | 当社の成長を担う人材の育成の遅れにより、各部門で人員不足が発生するリスク |
海外現地法人・拠点のガバナンス不全 | 海外の現地法人や拠点に対する統制が行き届かず、不正が発覚し、信用を失うリスク |