工場を仕事場にしたら、
人生はどうなる!?

袖ケ浦工場


東京湾の東岸(千葉県側)に長く伸びる京葉工業地域。
中でも千葉県袖ケ浦市、市原市のあたりには、
石油、化学、石油化学、ガス、電力の工場が集積しているため、
京葉臨海コンビナートとも呼ばれます。
日産化学袖ケ浦工場は、その中に立地しています。
縦横それぞれ2~300メートルほどで、
東京ドーム約1.2個分ほどの広さの、
比較的コンパクトな工場です。

200名程度。

ほぼ全員の顔がわかる工場で、
「みんなでいい工場にしよう」という
一体感があるので、愛着が湧きます。
袖ケ浦工場
化工系エンジニア
O(東京都出身)

袖ケ浦工場は、1969年(昭和44年)に
ファインケミカル製品を専門に生産する工場として始動しました。
竣工した当時は、広大な埋め立て地が造成されたばかりで、
まだ工場が立ち並ぶ前でしたが、
その後、周辺には巨大な工場が建ち並び、
今では一帯は世界最大級の石油化学・エネルギーのコンビナートとなっています。
そんな中で、日産化学袖ケ浦工場は、
機能性材料を次々と手かげ、研究所も併設して、
開発型工場としての地域を確立。
現在まで50年以上にわたって操業を続けています。

袖ケ浦工場は、機能性材料の主力工場。
代表する製品は、さまざまな用途に使われる無機コロイド製品や、ディスプレイ材料などの電子材料。
高い世界シェアを誇る製品も少なくありません。
周辺の重厚長大な工場と比べると規模的にはコンパクトながらも、特徴ある製品をつくり、世界へ送り出している。
それが袖ケ浦工場です。


同じものを作り続けるだけではなく、
新しい製品の生産に取り組むのは、
たいへんですが、ワクワクします。
袖ケ浦工場
化工系エンジニア
S(栃木県出身)

袖ケ浦工場の特徴は、なんといっても、
研究所を併設した開発型工場であること。
生産技術職は、時には研究職と協働して新製品の開発段階から関わり、
研究所から工場へスピード感をもってスケールアップさせる。
そして顧客のニーズにタイムリーに応える。
そんな醍醐味を感じることができます。
彼らは、世界トップシェアを持つ機能性材料を生産し、
会社の主力製品を担当しているという責任感を持っているといいます。
そうした思いを胸に、さまざまな経験を積むことで、
着実に成長をしていくことができるのです。