日産化学をキーワードから知る

価値を生み出す。何を得意とする企業なのか

日産化学が「未来創造企業」をめざすうえでベースとなるのが、これまで培ってきた、“価値を生み出すチカラ”です。

私たちは長年、新たな技術・製品を生み出すことにこだわってきました。そのために力を注ぎ続けてきたのが、研究開発です。
いかに研究開発を重視しているかを象徴するのが、売上高研究開発費比率の高さ。数ある化学メーカーの中でも常にトップを争う水準の研究開発費を投じて、精密有機合成、機能性高分子設計、微粒子制御、生物評価、光制御の5つのコア技術に磨きをかけてきました。

そうした研究開発の成果は、売上高営業利益率に表れています。価値の高い製品を生み出すことにより、2003年度から継続して10%を上回る好業績を上げています。
その高い利益率によって得られたものを、次の研究開発のために活かす。それによって、また新たな価値を持つ技術・製品を生み出す。そんな好循環をつくりあげています。

私たちはこれから、 “価値を生み出すチカラ”を進化させます。
たとえば研究開発においては、磨いてきた技術を、分野を超えて融合させ、新しい技術や事業を生み出すことにチャレンジし始めています。また、これまでの枠組みにとらわれずに、社外・海外の人や組織ともオープンな協働を進め、イノベーションの創出をめざしていきます。
“価値を生み出すチカラ”をベースに、私たちは「未来創造企業」をめざしていきます。

  • 「どれほど研究開発に力を注いでいるのか」を表す研究開発費比率は、 業界1位(※)

    売上高の7~9%程度にもあたる資金を、継続的に研究開発費として配分。業界水準を大きく超える投資を続けています。
    売上高研究開発費比率=研究開発費÷売上高
    売上高に対する研究開発費の比率。
  • 「どれほど価値を生み出し利益を上げているのか」を表す売上高営業利益率は、業界2位(※)

    売上高営業利益率は、長年10%以上をキープし、最近4年間は連続して20%以上を記録。業界水準をはるかに上回る収益性を持ちます。
    売上高営業利益率=営業利益÷売上高
    売上高に対する営業利益の比率。本業における収益性を示します。

※日経225 化学・繊維メーカー比較(2024年3月期公開データより)

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