工場を仕事場にしたら、
人生はどうなる!?

03 どんな特徴を持った、どんな工場?

富山工場

立地、広さ

富山市の中心市街地から約8キロの郊外にある、
日産化学の中で、一番大きな工場です。
面積は、686,000㎡。
東京ドーム約15個分の広さがあります。
端から端までは、約1.5㎞あり、歩くと20分近くかかるため、
工場内も自転車やクルマで移動しています。

工場内の移動には
自転車が必須。
急ぐときには車で移動することも!

富山工場
化工系エンジニア
N(埼玉県出身)

従業員数

日産化学の社員だけで、500名近く。
関係会社も含めると1,000名近くが働いています。

人数が多いので、
同期の社員も多いです。
エンジニア以外に、
私のような事務系もいます。

富山工場
事務系総合職
T(東京都出身)

どうしてそこにある?

1928(昭和3)年、今から100年近く前、富山工場はアンモニア硫安の一貫製造をする拠点として開設。
アンモニアの製造には水の電気分解が欠かせないため、水と電力が豊富な富山の地が選ばれました。それ以来、富山工場はアンモニアを中心とする基礎化学品によって日本の産業を支え、その後さまざまな製品をつくる工場へと発展してきました。
海外製の安価なアンモニアが市場を席巻し、製造メーカーが次々と撤退する中でも、富山工場は、国内製造メーカーとしての責務を果たすために製造を続けています。
日産化学は現在、国内でわずか6社のアンモニア製造メーカーの一つとなっています。

伝統あるアンモニアプラント。
他にも歴史あるプラントがズラリ。
どんな製品をつくっている?

アンモニアなどの基礎化学品から、半導体材料などの機能性材料まで、幅広い製品をつくっています。
たとえば、半導体リソグラフィー用反射防止コーティング材「ARC®」は、アジアでのシェア 約70%を誇る、主力製品の一つです。

高い海外シェアを持つ、
半導体材料ARC®のプラント。

富山工場内には、
半導体材料の研究部もあり、
研究職と生産技術職が協力して
新材料を開発する機会も
よくあります。

富山工場
化工系エンジニア
J(韓国出身)

生産技術職にとっての魅力とは?

伝統ある大規模で高温高圧の連続プラントや、少量多品種生産で開発技術もクリーン環境も世界最先端の半導体材料プラントなどが混在。多種多様なプラントのある環境です。
それだけに、多様な知識を身につけ、経験を積むことができます。

大きな工場で、社員数も多いため、
多くの社員と人脈を築くことができます。
まずは富山工場を経験してから、小野田工場、袖ケ浦工場へ異動する社員も、少なくありません。