工場を仕事場にしたら、
人生はどうなる!?

01 入社したら勤務地はどこになる?
1.富山工場のある街、富山市とは。
01.

そもそも富山はどこにある?
どれくらいで行き来ができる?

富山って、ええっと、北陸のほうだよね? 日本海側だよね?
くらいの知識の方も多いのではないでしょうか。
富山はどこにあって、
大都市圏からどのくらいの時間で行けるのか?
調べてみましょう。

富山工場のある富山市には、新幹線の駅と、空港があります。

  • 北陸新幹線の富山駅。
    すべての列車が停まる主要駅で、
    在来線、ライトレール(次世代型路面電車)の駅と一体化しています。
  • 富山きときと空港は、日本で唯一、
    滑走路が河川敷にある空港。
    「きときと」は富山弁で「新鮮な」という意味。新鮮な海の幸など富山の魅力を表現しています。

日産化学富山工場へは、どのくらいの時間で
行き来できるでしょうか。 東京との間では……

  • 新幹線の場合

    東京駅から
    北陸新幹線で、約2時間15分。
    速達列車「かがやき」(東海道新幹線なら「のぞみ」に当たる)は、ほぼ1時間に1本。新幹線の富山駅と富山工場の間は、クルマで約20分。東京駅と富山工場は、ドアツードアで、
    約3時間です。

  • 飛行機の場合

    羽田空港ー富山きときと空港は、
    約60分間のフライトです。
    空港と日産化学富山工場の間は、クルマで約20分。
    東京駅から羽田空港経由で富山工場まで、ドアツードアでは、こちらも、約3時間です。

富山工場と東京本社の間を、
出張などでよく行き来する社員には、
新幹線派と飛行機派がいるようです。 話を聞いてみました。

  • 晴れていると北アルプスや
    日本海が見えて飽きません。
    乗車時間は、東海道新幹線の
    東京ー新大阪よりも
    短いので、意外と早いですよ。

    富山工場化工系エンジニアN(埼玉県出身)

    富山工場
    化工系エンジニア
    N(埼玉県出身)

  • 羽田から富山空港へ飛ぶと、
    北アルプスの真上を越えていくんです。
    毎回、感動します!
    飛んでいる正味の時間は40分程度。
    あっと言う間です。

    東京本社生産技術部K(静岡県出身)

    東京本社
    生産技術部
    K(静岡県出身)

02.

富山市は、どんな街?
街の自慢は?

富山市は、
全国の街の住みやすさや、住民の満足度を比べる調査で、
たびたび上位にランキングされることのある都市です。
住むまでは、よく知らなかったけれど、住んでみたら、住み続けたい街になる。
そんな街だと言えそうです。
なぜなのか、どこがいいのか、聞いてみました。

富山市の環水公園。
シアトル発 某有名コーヒーチェーンの「世界一美しい○○○」に選ばれた店舗があることでも知られる。
(富山工場からクルマで約20分)

街の中心部にある
富山市立図書館
(TOYAMAキラリ)。

国立競技場などで知られる
隈研吾氏による設計。

広々とした、ちょうどいいちょうどいい街

富山市は、人口約41万人。
都道府県庁所在地の中で比較すると、人口は22番目で、ちょうど真ん中あたり。
高松市や宮崎市と同じくらいです。
一方、面積では、静岡市に次ぐ2番目の広さ。いかに広々としているかがわかりますよね。
いろいろな意味で、“ちょうどいい”と居心地のよさを
感じている社員が多いようです。

海、山、雪。「食」と「アウトドア」を楽しみ放題。

富山は、海も山もスゴイのが自慢。
海は、蜃気楼で知られる富山湾。
ユネスコの後援する「世界で最も美しい湾クラブ」にも加盟しているそうです。
山は、北アルプスの立山連峰。晴れた日には市内全域から望むことができます。
立山黒部アルペンルートが有名ですよね。
そうした環境を活かして、釣り、スキー・スノボ、登山を楽しむ社員が多いようです。
中には平日の勤務後に、ナイターのスキー場へ行く強者も!

私は首都圏出身ですが、
人が多すぎるのは苦手。
富山は、人が多過ぎるわけでも、
少なすぎるわけでもなく、
ちょうどで住みやすいです。

富山工場
機械系エンジニア
O(埼玉県出身)

富山市と、その背後の立山連峰。
氷見市の雨晴海岸から望む絶景です。

釣りとスノボが好きな私にとっては、
うれしい環境です。
最寄りのスキー場まで、
工場からクルマで約1時間!

富山工場
化工系エンジニア
K(石川県出身)

そして、富山の自慢の1つは「食」。
“富山湾の宝石”と称される白エビ、“富山湾の神秘”と呼ばれるホタルイカ、
さらにはブリやカニなど、“天然のいけす”ともいわれる富山湾では、数々の海の幸が知られます。
また、豊かな富山平野は、米の名産地として知られており、
北アルプスからの水を使った日本酒にも有名な銘柄が多くあります。
それらを地元で味わう幸せは代えがたいと社員たちはいいます。

富山ならではのネタが並ぶ「富山湾鮨」。

海の幸も最高ですが、
ラーメン好きの私は
「富山ブラック」ですね!

「正直、寒いのでは?」という心配にお答えします。

富山市の年平均気温は、14.5℃。東京の15.8℃よりは、やはり低く、
関東圏で近いのは、栃木県宇都宮市(14.3℃)、茨城県水戸市(14.1℃)あたりです。
日本海側だけに、12~2月は、やはり雪が降ります。
中でも1月は多く、降雪日数(わずかでも雪が降った日)は、平均で19.1日。
太平洋側の東京(2.8日)、大阪(5.0日)、名古屋(6.4日)に比べると、かなり多いですね。
ただ、ひとくちに富山市といってもたいへん広く、山間部も含まれています。
富山工場のある平野部では、
生活の支障になるような大雪が、
それほど度々降るわけではありません。
雪へのしっかりとした準備は必要ですが、
心配しすぎるほどではない、というところです。

私は太平洋側出身で最初は雪に驚きましたが、
富山の人たちはさすが雪に慣れてます。
ただ温暖化のせいか、
雪が本格的に積もる日は減ってきていると
話す人が多いですね。

富山工場
電気系エンジニア
N(愛知県出身)