工場を仕事場にしたら、
人生はどうなる!?

05 いづれ海外の工場でも活躍できる?他の工場や東京本社への転勤はある?

いずれ海外の工場でも活躍できる?

日産化学は、海外に10社のグループ会社を展開しており、そのうち、
NCK Co.,Ltd.(韓国)
Nissan Chemical America Corporation(アメリカ)
Nissan Bharat Rasayan PVT.LTD.(インド)
の3社は生産拠点も併せ持っています。

現在、生産技術職の社員が関わっているのは、その中で、韓国、インドのグループ会社。
そこに、赴任や出張をして活躍できる可能性があります。

韓国のNCK は、首都ソウルからクルマや列車で約2時間のピョンテク市にあります。
世界有数の半導体と液晶ディスプレイのメーカーがある韓国は、
半導体材料、電子材料をつくる日産化学にとって重要な市場であり、
NCKも、プラントを新設するなど発展が続いています。
日本からは、数人の生産技術職が駐在。
それ以外の社員も、よく出張で訪問するなどして、
プラントの新・増設や運用に関わっています。

NCK Co.,Ltd. (韓国)

袖ケ浦工場の
電子材料プラントで経験を積み、
現在は、NCKに駐在して、
リーダーとして
プラント担当しています。

化工系エンジニア
N(石川県出身)

インドのNissan Bharat Rasayan(NBR)は、
日産化学とインドの大手農薬製造販売会社であるBharat社との合弁会社で、
農薬の原体の製造を手掛けています。
2022年には新工場が完成し、2023年から稼働を始めました。
新工場の建設プロジェクトでは、若手の生産技術職社員たちも参画。
日本からたびたび出張し、活躍してきました。

2023年に稼動を始めたNBRの新工場

小野田工場で農薬プラントに
関わってきた経験を活かして、
インドの新プラント建設に
関わりました。
新興国でのプラント新設は、
難しいけれど、やりがいがありますね。

小野田工場
化工系エンジニア
H(兵庫県出身)

総合的に見ると、海外に長期間赴任する社員は多くはありませんが、
出張して海外のプラントや生産に関わる社員は少なくない、という状態です。

他の工場や東京本社への転勤はある?

工場間の転勤は

あります。
日産化学では工場ごとに特性の異なるさまざまな製品を製造しており、
プラントの大きさや種類(連続プラント/バッチプラントなど)もさまざまです。

日産化学では、生産技術職の若手社員に、
さまざまな技術やノウハウを身に着けた技術者として育ってもらいたいと考えています。
若いうちに複数の工場を経験して、自らの得意分野を確立し、
その後、自分のベースとなる分野や工場で、キャリアを深めていってもらう。
そうした育成方針で、各工場への配属をしています。

東京本社への転勤は

生産技術職の社員の勤務先は、基本的には各工場ですが、
リーダークラス以上になると、キャリアステップの一つとして本社勤務となる場合があります。
工場で経験を積んだ後に、その知見を活かして、
全社の生産技術を統括する部署で活躍するのです。
異動先の候補となるのは以下の部署です。

  • 生産技術部

    工場の操業や、製品のプロセス開発・改善、設備投資などの全体を統括している部署です。全社的な戦略やプロジェクトの推進・統括を行います。

  • デジタル改革推進部(DX)

    全工場のDX化の統括を行っている部署です。工場部門で進められているDX戦略の立案から施策の実施まで担当します。

富山工場で
プロセスエンジニアとして経験を積み、
現在は本社勤務。
全社的な視点で仕事をしています。
今は東京へ単身赴任なので、
いずれ富山工場へ戻りたいですね。

本社 生産技術部
T(石川県出身)

日産化学本社のある
日本橋髙島屋三井ビルディング
(東京都中央区)