2003年6月11日 ・持続性カルシウム拮抗剤を韓国で発売開始

当社が創製し、ゼリア新薬工業株式会社(以下、ゼリア新薬)と塩野義製薬株式会社が製品名「ランデル」として1994年より国内で販売している持続性カルシウム拮抗剤・塩酸エホニジピンが、ライセンス先の韓国緑十字(Green Cross Co., Ltd.)の持ち株子会社である緑十字PBM(Green Cross Pharmaceutical Benefit Management Corp. :以下、GCPBM)を通じ、6月10日より韓国で販売開始(韓国製品名:FINTE)となりました。

緑十字(Green Cross Co., Ltd.)[本社:ソウル市、社長、Youngsup Huh]は、血液・ワクチン製剤を中心とした韓国2番目の医療用医薬品販売額を持つ医療用医薬品専業メーカーで、当社とゼリア新薬とのライセンス契約の下、2002年10月に承認を取得し、本年5月の薬価取得(40mg錠のみ)を経て、今回の発売となったもので、当社が原薬を輸出し、緑十字の持ち株子会社Sang-A製薬で製品を製造、GCPBMが販売を行います。なお、適応症は日本と同じ「高血圧症、腎実質性高血圧症、狭心症」で、持続的な降圧作用や高い安全性に加え、他のカルシウム拮抗剤にはない別のタイプの細胞内へのカルシウム流入も抑える作用を有することから、腎臓、心臓等の臓器保護効果も期待されています。

当初は、薬価取得済みの40mg錠「FINTE 40」のみの販売となりますが、年内にも20mg錠を追加する予定で、今回の韓国における発売を契機に、今後はスペイン、トルコなど現在承認申請中の地域への展開も図っていく方針です。