各種モーターなどの絶縁性を向上させる目的で日産化学のシリカゾルが使われています。
シリカゾルを配合することで、絶縁破壊時間を長くすることが可能です。
絶縁破壊時間の延長効果
絶縁破壊試験の方法
印加電圧：20kV（AC）
周波数：200Hz
試験温度：20℃
試験雰囲気：Air
絶縁破壊時間
樹 脂：ビスフェノールF型エポキシ樹脂
硬化剤：酸無水物- エポキシ樹脂に当社のオルガノシリカゾルを配合することによって、絶縁破壊寿命を大幅に向上させることができます。
電気トリーの進展抑制効果
電気トリー試験の方法
電極間距離：2mm
印加電圧：25kVrms
電気トリー進展距離豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 村上研究室にて測定
樹 脂：ビスフェノールF型エポキシ樹脂
硬化剤：酸無水物
シリカ粒子径：12nm- エポキシ樹脂に当社のオルガノシリカゾルを配合、
また配合量を増やすことで、
トリーの進展を抑制することができます。
沿面放電の抑制効果
沿面放電試験の方法
油中で試験を実施。
沿面放電開始確率九州工業大学 電気電子工学研究系 小迫研究室にて測定
樹 脂：ビスフェノールA型エポキシ樹脂
硬化剤：酸無水物
シリカ配合量：3wt%- エポキシ樹脂に当社のオルガノシリカゾルを配合することによって、沿面放電の抑制に効果があります。
またシリカの粒子径が小さい方が抑制効果が大きくなります。
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あくまで一例ですので、詳細はお問い合わせくださいますようお願いします。
